今回は『お任せだけど、簡単にまとまるように』っていうお悩み解決
ショートヘアをご希望のお客様へ家でのスタイリングをどうしているか?は重要項目で必ずお聞きしています。
ショートヘアカタログに出ているヘアスタイルは90%以上はコテやストレートアイロンでスタイリングしています。
私自身もヘアスタイルの写真を撮らせて頂くときにアイロンを使用する場合もあります。
ただ、そのお客様が普段アイロンをお使いにならない場合はアイロン等を使わずナチュラルな仕上げでお家での再現性を追求します。
特に細毛でストレート毛のお客様などは無理にアイロンスタイルではなくナチュラルに仕上げます。
ただ、ストレート毛の人はカットでしっかりと形を作らないと『ペタンとしてしまう』のが悩みになってしまうのでカットだけでも綺麗な形にするのが今回のポイントです!
ということで、今回は、、、
細毛ストレート毛を綺麗な形にする
です。
石井さんってどんな人?ブログの裏側もこちらから↓↓↓
今回の
『ショートヘアbefore after』
beforeはこちら💁♂️
前回から2カ月半経ってしまって後ろの厚みが気になってきたのでお任せでスッキリお願いします。
了解しました。髪質が良いのでまとまってるように見えますがスッキリときれいな形にしましょう。
細毛ストレートは軽くしすぎに注意
襟足付近の厚みが出てきていても、細毛ストレート毛のお悩みといえば、『ボリュームが出ない、ぺたんとしてしまう』が代表的なお悩みではあります。
ペタンとしてしまう=頭の形がハッキリ出てしまう
どうしても日本人は絶壁の人が多いので頭の形がそのまま出てしまうのは避けたいところです。
極端な例えですが、頭の形の良いと言われている欧米人と比べると、、
後ろへの長さが無いのが特徴なんです。
なので、頭の形が絶壁っぽくなられてる人は均一に髪の量を減らしてしまうと厚みだけが薄くなるだけで、頭の形の通りになってしまい、形補正ができないから丸みが出ないという状況になります。
丸みを『残す』という丸みの作り方
毛量の多い人や膨らむ毛質の人は削っていき、余分な部分を軽く薄くしていくことで後頭部の丸みを作っていきます。
こちらの記事でも簡単に説明しています。
ただ、今回は細毛でストレート毛なので逆にペタンとしてしまうので、膨らませる場所を『残す』という考え方で丸みを作っていきます。
残したい部分というのは意外とやや下の厚みの部分で、この部分を残しておくとそれが土台になり膨らみを維持します。
この部分を薄くしてしまうとトップの毛を被せた時に土台がないのでペタンとしてしまいます。
つまり、後頭部のやや下を、、
ボリュームを抑えたい場合は薄くする
ボリュームを出したい時は残す。
その人の髪質に合わせて形を綺麗に見せるために判断します。
before afterはこちら!!
そのあたりのイメージを踏まえてポイントをまとめると・・
・膨らみの土台を作る・残すところと薄くするとこを見極める
あとはしっかりとなりたいイメージの共有をしてカットで調整します。
ザバっと✂️
細毛ストレートのナチュラルショートの完成
土台をしっかり作ることで伸びてもまとまるようになります。
スタイリング方法もアフターでしっかりと説明して、お時間のある時に慣れて楽しんでもらえたら嬉しいです。
まとめ
今回は『お任せだけど、簡単にまとまるように』の話しでしたが。。。
お任せ=何でも良いではなくて、お客様の髪の毛をお任せさせて頂くっていう当たり前のことですが、、
良い感じの良く見るヘアスタイルにするってことではなくて、その人のことをどこまで知って、それに対してこちら側の出来ることで最大限のご協力をさせていただくことが自分の中での『お任せされる』ということ。
もしかしたら1回の短い時間では理想にならないかもしれない。でも、その人と自分のイメージが合うようになってきて色んなことにも挑戦したり相談したり信頼関係が築けた時に『お任せ』が出来てるなって思うのかもしれませんね。
トレンドや傾向も考慮しながら自分の技術の向上で常にお客様に満足してもらえるショートヘアを
その人の『今』に合ったヘアスタイルのご提案ができるように10代から50代、60代70代のお客様にも幅広くご提案できるようにしています。
カットはもちろんカラーでも、初めてのお客様でもしっかりとカウンセリング致しますので、遠慮なくご連絡ご相談ください!
ホットペッパーのご予約が×になっていてもお電話頂ければご案内可能な場合もありますので、遠慮なくお問い合わせください。
皆様に会えるのを楽しみにしております!