今回は『大人ショートヘアの襟足バランス』の話し。。
ショートヘアって首の長さとのバランスも大事だったりします。首を綺麗に魅せるには『襟足』を締めると首が細く長く見える効果があります。
どういう意味合いでショートにするか?丸くするか?くびれのある感じにするか?お客様とのイメージ共有や仕上がりに対しての効果など。
襟足1つで印象は変わります!!
と、いうことで今回のテーマは、、、
襟足の厚みがヘアスタイルバランスの鍵
です。
今回は襟足のお悩みやデザインで印象が変わるまとめ記事になります。
サイドの内側の厚みが気になる人はこちら
そもそもなんで襟足は分厚いか?
『なんとなくまとまってるけど後ろの髪の量が増えた』、『後頭部の髪の量が増えたけどサイドは気にならない』
など、ショートヘアが伸びたお客様の声で多いのが襟足部分が気になってきたというお悩み
そもそも何で襟足の髪が多いのか??
①血流の原因(頭皮の硬さ)
頭頂部は加齢や重力によって頭皮が下に引っ張られ血流が悪くなり毛細血管も引っ張られて細くなり髪も細くなったり少なくなったりします。
逆に襟足や後頭部は頭皮が柔らかく血流も良いので髪が太く生えやすい部分と言われており触った感覚が硬く密集しやすい部分と感じる
②頭部のホルモンバランスが司ってる場所
頭頂部および前頭部は、女性ホルモンがつかさどっています。側頭部および後頭部、体毛は男性ホルモンがつかさどっている部分です。
すなわち頭頂部は加齢とともに女性ホルモンが低下し髪質が細くなっていくのに対して、後頭部や襟足は変わらない為に多く感じる。
老化による薄毛は女性ホルモンの分泌量の低下と血流の低下が2大原因とも言われております。
生え癖が厚みを生む
襟足の生え癖はクセ毛とは違い、生まれながらにしての骨格や毛穴の向きによって決められているので縮毛矯正では毛穴の向きは変えられないのでその毛流れに合わせたカットが必要になります。
特に多い生え癖が、、
『上に向いてる』 『真ん中に寄る』 『どちらかに流れる』などが特に多いですね。
寄っている方に毛が集まってしまい密度が高くなり触った時に毛が多く感じます。
ヘアスタイル別の襟足の厚みの違い
近年のショートヘアブームの後頭部の形を大きく分けると『丸み』『クビレ』『ボブ』 に分けることが出来ます
個別に特徴やオススメ理由を説明していきます。
丸みショート
丸みが可愛らしい印象で短めが不安でもトップの長さが長いのでショート過ぎない安心感。
伸ばしていきたい人も扱いやすいので挑戦しやすい長さ。
丸みショートの特徴は襟足の癖は短くして上から丸みの重さで抑えるので癖が気になりにくい。
表面の長さはキープしながら襟足の厚みと長さを削るだけなので挑戦しやすいスタイル。
くびれショート
スッキリ感のある頭の形が綺麗に見える大人っぽいスタイル。
シルエットにメリハリがあるので絶壁の人やスタイリッシュな雰囲気が好きな人にオススメ。
襟足を薄くして首に沿うようにカットする為に襟足の癖が強い人はそれなりにカット技術が必要。
丸みショートより襟足をさらに絞ることで後頭部のボリュームが上に見えるように骨格を補正してくれる。
ボブ
襟足の内側をかなり短くして上からボブの長さで抑えつけるので癖が強い人でどうしても抑えきれない人にオススメ
一見収まりやすく見えるけど、内側の髪の量の調整が必要で適度な重みとボブラインの綺麗さが必要。
ショートより首を細く見せる効果は少ないが、生え癖を抑えるのには一番安心なスタイル。
癖が強くてショートにするのが不安な人は一度ボブの長さで様子をみてから少しずつ短くしていっても良いですね。
まとめ
今回は『大人ショートヘアの襟足バランス』の話しでしたが。。。
・癖の強さ
・好みの形
これらのポイントのイメージ共有をしっかりした上で一番扱いやすい素敵なショートヘアに出会えるように把握しておくと普段のスタイリングも楽になります。
もちろんショートヘアは襟足の厚みだけではないので顔周りやサイドのシルエットも大事なので、そのあたりはまた後日、記事にしたいと思います。
トレンドや傾向も考慮しながら自分の技術の向上で常にお客様に満足してもらえるショートヘアを
その人の『今』に合ったヘアスタイルのご提案ができるように10代から50代、60代70代のお客様にも幅広くご提案できるようにしています。
カットはもちろんカラーでも、初めてのお客様でもしっかりとカウンセリング致しますので、遠慮なくご連絡ご相談ください!
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