ショートヘアに細いハイライトで透明感を出す5つのポイント

ここ最近は暖かくなりショートヘアにハイライトを入れて素敵にショートヘアを楽しむお客様が増えております。

今回はショートヘアにハイライトを入れる事で得られる透明感のあるヘアスタイルを施術例と共にご紹介。


[toc]

目次

・綺麗な髪色をダメージ最小限に抑えるためのハイライト


まずはbeforeはこちら💁‍♂️

今回のハイライトの目的は、、、

『髪色を今より少し明るく綺麗な色味にしたい』

全体の髪を一度ブリーチなどで明るくして、その上から新たに希望のカラーを被せれば綺麗な発色にはなりますが、、

髪の負担も大きくなってしまいます。。。

なので今回は
『細かくハイライトを入れて』ダメージを最小限に透け感のある色味にチェンジしていこうと思います。

・そもそも細かいハイライトって??




今回のテーマの『細いハイライト』は細かく毛束をピックアップしてその部分だけを明るくします💁‍♂️



・写真はイメージですが、このくらいの間隔で細すぎず太すぎず、間隔も均等のほうが馴染みがよくなり、間隔を広げるたり、毛束を少なく太くすると線が強調され目立ちやすくなります。

今回はハイライトを『目立たせる』というより『全体を綺麗な色味で明るくする』という目的なので等間隔で馴染みが出るように配置します。

細いハイライトの配置は耳より上のみ、襟足には入れないで暗めにしておくことで締まって見えるようにします。

それを加温して色が明るくなるのを待ちます。
色の目安は
金色になりすぎないくらいで、時間の置き過ぎはダメージになるので注意します。

色を明るくする為に使用した薬は『ケアブリーチ』という、『ブリーチでも極力ダメージを減らせる』ものを使い髪の負担を少なくします。

・赤味やオレンジ味っぽさを打ち消すために必要な明るさ


ここでハイライトで使った薬をシャンプーで一度流します💁‍♂️

・POINT!


・このブリーチを洗い流す時にブリーチの高アルカリ(ダメージの原因)を炭酸シャンプーなどで洗ってあげると髪のダメージ軽減やこの後に入れるカラーの発色に良い効果が出やすくなります


シャンプー後、、、、


洗いあがりはこんな感じでOK!
12トーンくらいの細い毛束で明るくなっていれば次のカラーも発色しやすい状態です。

色を明るくする為にブリーチを使いますが、金色になるまで色を抜かなくてもこの後に被せるカラー剤の配合によって透明感は出せるので、ダメージを考慮すると時間の置き過ぎに注意が必要です。

・透明感を出す為の色選び


ここまでハイライトで陰影をつけたのであとは色味の調整💁‍♂️

色味をいれます。


今回は明るめの
透明感のあるアッシュグレージュにしたいので、オレンジ味を消す為に濃いめのアッシュ(青)も使います。

明るさを落とさずに色味をまろやかにするための配合は毛質に合わせて調合します。

今回の場合は
『明るめのアッシュグレージュ』+『オレンジ味を消すための濃い目の青を少し』+『青くなりすぎないように補色の紫を少々』なイメージで配合します。



あとはカットでお得意の後頭部の膨らみ、、襟足とサイドをシュッとカットで、、、✂️✂️✂️






透明感のある丸みハイライトショートに変身✨✨✨

ふわっとした色味でカットとカラーで柔らかなショートヘアになりました

耳に掛けても良し

耳に掛けなくても良し

どこから見てもシルエット良し

マスクをしても良し

喜んでもらえて何より良し!!

・色持ちを長持ちさせるために『紫シャンプー』で色味をキープ


色落ちも楽しめるように入れたハイライトですが、、、💫


どうしてもカラーというのは放置するとオレンジっぽく色味が変わってきてしまいます。。。


なので、完全に色が抜けきる前に『紫シャンプー』と呼ばれる色味を長持ちさせるシャンプーなどで色味をキープするのがおすすめです!


色々なメーカーから特色がそれぞれのものが発売されてますが、、、


金髪すぎないくらいのハイライトや、すぐにオレンジになってしまう人でしたら、、



『グッバイイエロー』が個人的には丁度良いかなと。。。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ショートカットや大人の雰囲気のあるスタイルが得意
『もっと可愛く!!』をモットーにカウンセリングで髪の悩みをしっかり聞き、人それぞれの可愛さを引き出す提案をします。ヘアースタイルでお悩みの方、是非ご相談下さい!

目次