ショートヘアからロングにする方法
今回ご紹介するのは、1人のお客様がショートヘアからロングヘアに移行するまでの期間や経過、美容室でのオーダーの仕方や綺麗に髪を伸ばす注意点などをまとめたので是非、参考にしてみてください。
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はじめにショートヘアからロングヘアにする為の心得
ショートからロングになるのに要する期間は2年から3年
髪は1ヶ月に1㎝伸びると言われています。単純に1年で12㎝。 今の長さからどのくらいのロングヘアを目指すかにもよりますが、今の長さからあと何センチくらいになるか? あくまでもそれは全く手入れをしない想定なので綺麗なロングヘアを目指すなら定期的な毛先のカットやトリートメントも必要になります。またパーマやブリーチなど髪のダメージが出てしまう施術もなるべく避けたほうが綺麗はロングヘアになれます。ショートヘアからロングヘアになる為に毛先を揃えながら伸ばしていく根気が必要ですね。
ショートヘアから伸ばすキッカケは?
キッカケは人それぞれですが、【ショートヘアに飽きた】
【ロングヘアになってみたい】なりたいイメージを担当美容師と相談してみましょう。なりたい参考になるロングヘア写真があると◎
なりたいイメージによってカットの方法も違ってきます。前髪はあり?なし? 段はつける? 重め?軽め?カラーは必要? 普段の手入れは?
ショートヘアからロングヘアになる時に必要なのは【イメージの共有】が初めに必要になります。
【注意点】まずはショートから2-3ヶ月後をイメージして
最初の目標は写真の赤線の段を無くしてボブっぽくしていくことがロングヘアへの一歩目になります。
そのまま伸ばしっぱなしになると下のほうがペラペラのヘアスタイルになってしまうので、オーダーする時に『段を無くしたいからボブっぽく襟足だけ短く』と伝えるのがよいでしょう。この時はまだ表面の長い部分以外は毛量を軽くしても差し支えないので軽くしすぎなければ重い(厚い)とこは適度に軽くしても大丈夫です。
2-3ヶ月後には短めのボブになる
しっかりとイメージを伝えられていれば2-3ヶ月でショートからボブテイストになれているはずです。
ただ、この時期は結ぶのにも短いし、ショートより髪の厚みを感じるのでちょっと厄介な時期ですね。前髪や顔周りのカットで少し変化をつけたり、アイロンやコテでアレンジしたりとにかく飽きないように変化を楽しむ時期です。
【注意点】襟足とサイドの長さが揃っているか?・・
ここまで来れれば、あとは毛量を軽くしすぎずこのラインのまま下に伸ばしていく段階に入ります。
この時に注意したいオーダー方法は『伸ばしたいから長さを変えずに・・・』というオーダーだけになってしまうと軽くする為に表面に段をつけたり軽くしすぎたりするとせっかく綺麗に伸びたのが台無しになってしまいます。あくまでもロングヘアを綺麗に伸ばしていきたいので髪の内側だけ少し軽くする程度で段はつけ過ぎないようにしましょう。
伸ばし始めてから半年後
短めボブからさらに2-3ヶ月後(ショートから伸ばし始めて約半年後)
ここまてくればショートも卒業し、形もしっかりしたボブになっていてよっぽどのことがない限り短くされたりスカスカにされることもないでしょう。ここからはしばらく安心して伸ばせます。
【注意点】ボブのその後は内巻き?外ハネ?
ここでの注意点は今後ロングヘアになっていく過程で【内巻きっぽく?薄めの外ハネっぽく?】のなりたいイメージによってカットの方法も微妙に変わってきます。
ただ、内巻き、外ハネにしやすい元々の生え癖があるので、そのご自身の生え癖と逆の方向性にする場合はスタイリングでアイロン等でスタイリングする必要があるかもしれません。 ご自身ではわかりかねる部分でもあるので担当美容師にどちらが普段の手入れが楽なのか聞いてみるとわかると思います。
半年後以降は髪の手入れに注意する
この辺りまで伸びればカットの頻度も間隔を空けても問題ないですが、日頃の髪の毛のお手入れに注意してみてください。ヘアスタイルがまとまりづらい場合はスタイリングの方法も聞いてみると良いですね。
ミディアムからロングヘアに伸ばしている時に『伸びてるかな?』と思う原因は【毛先の切れ毛 枝毛】が原因の場合があります。
【注意点】綺麗なロングヘアはホームケアも大事になってくる
・髪の中間部分のパヤパヤした毛は切れ毛が原因
結ぶ時間が長かったり、濡れたまま寝てしまい摩擦による断毛
・毛先の切れ毛や硬くなってしまっている原因は乾燥ダメージや栄養不足
・自分にあったシャンプートリートメントや美容室でのトリートメント
・アイロンやブローなどは低温で使用する
せっかくここまで伸ばしたのなら綺麗に髪を育てる努力も忘れずにご自身に合うヘアケアを探しましょう。
トリートメントで収まらない【癖やウネリ】は髪質改善をしてみては?
元々ストレートヘアの人は毛先や枝毛カットでツヤ感が出ますが、ちょっとした癖やウネリがある人は多いです。
せっかくロングになったのに癖で毎朝ブローしないと綺麗に魅せれない、ロングになったから髪を乾かすのに時間がかかる。そんな悩みが出た場合は【髪質改善】をしてみては?
【注意点】髪質改善は店によって認識が違う
美容室によっては【髪質改善】をトリートメントとして施術したり、弱ストレートとしてする場合もあったりでそのお店によって【髪質改善】の意味合いが変わります。髪質に合わせた施術方法を理解したうえで綺麗な美髪を目指しましょう。
今回のパターンは少し癖とウネリがあったので弱ストレートで柔らかなシルクのような持ちの良い髪質改善を選択しました。
まとめ
今回は1人のお客様のショートからロングヘアまでの【1年半】を経過とともに記録していきました。
伸ばし始め ・・・・イメージの共有
2-3カ月・・・サイドと襟足の長さのバランス
半年後・・・・肩に付くくらいで方向性を決める
一年半後・・・・癖やウネリを整える
綺麗なロングヘアにしていくにあたって大事なのは定期的なメンテナンス(枝毛カット、ホームケア、美容室でのトリートメント)も必要になってきます。
途中で挫折してしまいそうになりますが綺麗なロングヘアになれることを目指して参考にしてみてください。
カットはもちろんカラーでも、初めてのお客様でもしっかりとカウンセリング致しますので、遠慮なくご連絡ご相談ください!
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皆様に会えるのを楽しみにしております!